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明見寺仏様紹介

明見寺でお祀りしている仏様の紹介です

御本尊・千手観音

明見寺の御本尊(メインの仏様)は『千手観音』です。
千手観音は正式には『千手千眼観世音(観自在)菩薩』といい、梵名を『サハスラ ブジャ アーリア アヴァローキテー シュヴァラ』(सहस्रभुजआर्यावलोकितेश्वर)といいます。
千手観音は、文字通り千本の腕(手)が生えた(像や絵では千本無いものが殆どですが)仏様で、その千本の掌に一つずつ眼があります。
千個の眼ですべてを見通し、千本の手ですべての衆生を救うという慈悲の心が形になった仏様です。
千本手が生えているだけあって、持ち物もたくさん持ってらっしゃいまして

右手には
錫杖(しゃくじょう)杖の上方に輪をいくつも付けてあり、これを持って歩くと輪が音を発する。元来はインドで山野を歩く際の毒蛇除けに使用したもの。
化仏(けぶつ)小型の仏像。
三鈷杵(さんこしょ)中央に握りがあり、両端が三叉になった法具。経典ではこれを持つ手を「跋折羅手」(ばさらしゅ)という。
青蓮華(しょうれんげ)
楊枝(ようじ)柳の枝。「楊柳」とも。
数珠(じゅず)
月輪(がちりん)経典には「月精摩尼」とある。
宝珠(ほうじゅ)経典には「如意珠」とある。 
宝経(ほうきょう)「経篋」(きょうきょう)とも。仏典のこと。
宝印(ほういん)
蒲桃(ぶどう)葡萄のこと。
紫蓮華(しれんげ)
施無畏手(せむいしゅ)持物を持たない手。
宝鏡(ほうきょう)鏡のこと。
宝篋(ほうきょう)小箱。「梵篋」とも。
金剛杵(こんごうしょ)「独鈷杵」(とっこしょ)とも。中央に握りがあり、両端に鋭い刃の付いた武器。
鉞斧(えっぷ)「おの」「まさかり」のこと。
宝箭(ほうせん)矢のこと。
胡瓶(こびょう)ペルシャ風の水差し。「宝瓶」とも。


左手には
宝戟(ほうげき)千手観音が左手に持つ杖状のもの。先端が3つに分かれた武器。
化仏(けぶつ)小型の仏像。
宝鐸(ほうたく)小型の鐘のこと。
白蓮華(びゃくれんげ)
払子(ほっす)元来は蝿などを追い払うための道具。
羂索(けんさく)投げ縄のこと。
日輪(にちりん)経典には「日精摩尼」(にっしょうまに)とある。
宝輪(ほうりん)経典には「不退金輪」とある。
宝螺(ほうら)ほら貝。
玉環(ぎょくかん)「金環」とも。これに代えて「宝釧」(ほうせん、腕輪)をもつこともある。
髑髏杖(どくろじょう)
紅蓮華(ぐれんげ)
傍牌(ぼうはい)龍の顔を表した楯のようなもの。
宮殿(くうでん)経典には「化宮殿」とある。
五色雲(ごしきうん)右手に持つ場合もある。
宝鉤(ほうこう)経典には「倶尸鉄鉤」とある。先端が直角に曲がった棒状の武器。
宝剣(ほうけん)柄(つか)の部分が三叉に分かれた三鈷剣。
宝弓(ほうきゅう)右手に持つ矢(宝箭)と対をなす。
澡瓶(そうびょう)「軍持」とも。水差しのこと。

と実に多様です。
種字(仏・菩薩を表す文字)はキリークと読み、三昧耶形(仏・菩薩を表すシンボル)は開蓮華、蓮華上宝珠です。

 

種字 キリーク

明見寺 千手観音

不動明王

真言宗の寺院ならだいたいお祀りしているのが、「お不動さん」の愛称で親しまれている『不動明王』です。
明見寺でも多くの寺院同様お祀りしております。
不動明王は真言宗に於いては「大日大聖不動明王」とも呼ばれ、梵名をアチャラ ナータ (अचलनाथ)
またはチャンダ マハーローシャナ (चण्डमहारोषण)といいます。
真言密教の根本尊(最重要尊)である大日如来の化身、またはその内心の決意を表現したものであると見なされています。
密教では三輪身といって、一つの「ほとけ」が
「自性輪身」(じしょうりんじん)
「正法輪身」(しょうぼうりんじん)
「教令輪身」(きょうりょうりんじん)
という3つの姿で現れるとされています。
「自性輪身」は如来の姿で、宇宙の真理、悟りの境地そのものを体現した姿を指し、「正法輪身」は菩薩の姿で、宇宙の真理、悟りの境地をそのまま平易に説く姿を指します。
これらに対し「教令輪身」は明王の姿で、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、仏法に敵対する事を力ずくで止めさせる、外道に進もうとする者はしょっ引いて内道に戻すなど、極めて積極的な介入を行う姿です。
不動明王は大日如来の教令輪身とされており、煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしているとされています。 種字はカーンと読み、三昧耶形は倶利伽羅剣です。

種字 カーン

明見寺 不動明王

弘法大師

お大師さんの愛称で知られる真言宗の開祖、弘法大師空海。
真言宗の寺院であれば必ずお祀りしています。
真言宗だけにとどまらず、様々な日本の仏教徒の方から崇拝されており、今日の日本仏教のあり方に多大な影響を与えた人物です。
そのため、実際には「そんな所に行った記録や事実はない」というような場所にまで、『弘法大師ゆかりの○○』のようなものがたくさんありますが、それだけ人々に信仰され、親しまれているということだと思います。
弘法大師は「即身成仏」すなわちこの身このままで仏となることを説いた人物で、それは同時に真言宗の修行における最終目的にもなっています。
ですから当然真言宗では、弘法大師本人も「ほとけ」の一人とみなしており、故に大日如来の脇侍に据えられています。
種字はユと読みます。

種字 ユ

明見寺 弘法大師

馬頭観音・如意輪観音

明見寺の小さな境内には、多くの石仏が祀られています。
旧明見寺時代から長い間祀られているので、風化しているものもありますが、石仏の多くは弘法大師像です。
ですが、中にはそうでない仏様もお祀りしております。
それが『馬頭観音』と『如意輪観音』です。

馬頭観音

馬頭観音は、梵名をハヤグリーヴァ(हयग्रीव)といい、観音菩薩の中で唯一の憤怒相をもつ菩薩です。
もちろん観音菩薩ですので柔和相の作例も見られますが、日本においてはその数はとても少なく、主に憤怒相で表されます。
それ故密教においては『馬頭明王』と呼ばれることもあります。 馬頭観音は衆生の無智・煩悩を排除し、諸悪を毀壊する菩薩であるとされています。
種字はカンと読み、三昧耶形は白馬頭、碧馬頭、三角形の中の棍棒です。

種字 カン

明見寺 馬頭観音

如意輪観音

如意輪観音は、梵名をチンターマニチャクラ (चिन्तामणिचक्र)といい、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与える観音菩薩の一種です。
如意輪観音の特徴は、原則として全て坐像または半跏像で、立像はまず見かけません。
六臂像のものと二臂像のものがありますが、六臂像のものが圧倒的に多いです。
その6本の手のうち、右第1手は頬に当てて思惟相を示し、右第2手は胸前で如意宝珠、右第3手は外方に垂らして数珠を持ちます。
一方、左第1手は掌を広げて地に触れ、左第2手は未開敷蓮華(ハスのつぼみ)、左第3手は指先で法輪を支える姿をしています。
種字はキリークと読み、三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華です。

種字 キリーク

明見寺 如意輪観音

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明見寺所在地

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